2010年8月11日 久々に富士山に登ってきました。
私にとって富士登山競走は特別な存在だ。
走り始めて数年後、走ることが一番面白くなってきたときに夢中になったのがこのレース。
当時は7月25日開催と固定されていたが、ゴールデンウイークごろから富士山に出かけては必死にもがいていた。梅雨時は雨の中をわざわざ富士山まで走りに行った。7月の山開き後は中の茶屋から山頂まで一度は走ったものだ。
そんなレースも完走にはほど遠くなった2005年。
とにかく気合を入れてレースに臨んだものの、8合目関門でタイムアップ。
もはやレースで山頂に到達することは無理かなと想い、個人的に登山して写真を残そうと心に決めたものの、その後富士登山の機会はなかなか訪れず、いつの間にか5年経ってしまった。
その間、ランニング界ではトレイルレースが流行し、富士登山競走もスタート時にトラブルが発生するほどの盛況ぶり。私もいくつかのトレイルレースに参加するようになり、そのトレーニングも兼ねて富士山に登ろうと決意。猛暑が続く安定した天候の2010年夏だったが、私が登山したのは台風4号が接近して突然天候は不安定。雨が降ったり、太陽がぎらぎらに照りつけたりと繰り返す中、中の茶屋から走りはじめる。山頂までは6時間もかかってしまったが、山頂にたどり着いたのは10年ぶりだろうか?
山頂にたどり着いたはよかったが、体力、特に登りに必要なふとももの筋肉の衰えを痛感。
今後のトレイルレースのためにも、また鍛えなおすきっかけとしてこのレースに参戦しようかな。
そう考えてしまった夏休み。
①5合目佐藤小屋からTOPを目指す。
②6合目を目指す。7合目まではこんな砂地が続く。
③7合目の花小屋は目前だ。
④7合目の岩場をひたすら登る。軍手必携。
⑤8合目からは再び砂地。ここからが時間との闘い。
⑥ここが9合目。ここまで来ればあとひともがき。
⑦そこに見えるのがTOPだ。
⑧ここが富士登山競走のゴールだ。
⑨山頂には何故か東京屋。