02年 9月15日
ケプラーチャレンジのHPから大会本部宛に「申し込み用紙が欲しい」という旨のE-mailを発信。私の下手な英語が通じるのだろうか?通じたとしてもちゃんと返事が返ってくるのだろうか?

02年 9月16日
HISへ行き、12月7日をはさんでのニュージーランド航空券が入手できるか調べてもらった。けっこう厳しそうで、1時間以上かけて種々のルートを探索してもらった結果、成田→香港→オークランド→クライストチャーチの往復航空券が確保できた。
もちろん、クライストチャーチまでではレースで出られない。そのあとクライストチャーチ→クイーンズランド航空券、クイーンズタウン→テ・アナウのバスを確保しなければならないのだが、とりあえず第一段階はクリアといえる。
そしてこの夜メールを確認すると、何ともう大会本部からメールが入っていた。「申し込み用紙を送るので、すぐに返信してくれ」とのこと。残りの参加枠は40名ほどという情報も得られたが、これは運を天にまかすしかないだろう。ともあれ、申し込み用紙が到着するのを待とう。

02年 9月17日
成田→クライストチャーチのフライトスケジュールを見ると、帰路香港で1泊しなければならない日程だった。しかし、ここは逆にこれを利用してしまおう。香港泊の翌日は朝一で成田に向かう日程だったが、これを15時台に変更してもらい、ついでに香港も走ってしまおう。

02年 9月21日
ついに申し込み用紙が届いた。
注意事項を辞書片手に何とか把握できたが、申し込み用紙に必ず書きなさいと言われた「プロフィール」欄には苦労した。過去の実績を調べるために昔の手帳をひっくり返して、自分が何回フルマラソンを走っていたのかを数えた。数えて改めて気がついたが、私はけっこう50kmというレースを走っているのだ。これをフルマラソンの回数に数えるか少し悩んだが、とりあえず「私はフルマラソンを30回以上、100kmを5回走った」と記入した。
明日これをニュージーランドへ送るのだが、参加費の140ニュージーランドドルがうまく入手できるか少し不安である。

02年 9月22日
ニュージーランドドルは東京三菱グループの「ワールドカレンシーショップ」で両替できた。ここは日曜日でも開いているので便利なのはよかったが、現在のレートは66.40円/ドル。ガイドブックには2001年12月現在約45円と書いてあったので、ずいぶんと損した気分である。
ともかく参加費を入手できたので、今度は郵便局だ。最近は日曜日でも郵便業務を行っているので、これまた便利になったものだ。しかも、ニュージーランドまでの郵便代は110円!国内の封書が80円だから、たった30円の差額でニュージーランドまでいってしまうことになる。これまでエアメールの料金など考えたこともなかったが、またまた便利な世の中になったと言うべきだろう。
また返信用の料金も150円で「国際返信切手券」を購入して同封すればよい。
これでやるべきことはやった。あとはエントリー完了の返信を待つだけである。

02年10月 7日
待ちに待ったエントリーの返信が到着した。
これで晴れてケプラーチャレンジに参加できることとなった。
これからは、ニュージーランド内での移動、宿泊、そして携帯が義務付けられているものを確認しなければならない。いや、それ以上に千数百メートルの高低差をカバーできるように山地トレーニングを組み込まなければならない。本当なら11月はフルマラソンを稼ぐ月なのだが、今年に限っては丹沢や富士山でのトレーニングの月にあてよう。
ちなみに要携帯品は以下のとおり。
ポリプロピレン製のウエア上下
毛糸の帽子
防水・防風性ジャケット上下
手袋
サバイバルブランケット
最後のサバイバルブランケットというのがよくわからない。登山用品屋さんにいって確認してみようと思うが、これらをまとめるとどのくらいのボリュームになるのだろうか?20年近く使っている愛用のデイバックに収まるのだろうか?

02年10月27日
旅程が確定した。
4日 成田935→(CX509)→1340香港1535→(CX117)→(機中泊)
5日 →735オークランド950→(QF4115)→1110クライストチャーチ1535→(QF4583)→1630クイーンズタウン(クイーンズタウン泊)
6日 クイーンズタウン→(バス)→テアナウ(テアナウ泊)
7日 ケプラーチャレンジ(テアナウ泊)
8日 テアナウ800→(バス)→1830クライストチャーチ(クライストチャーチ泊)
9日 クライストチャーチ1015→(QF4118)→1135オークランド1425→(CX108)→2040香港(香港泊)
10日 香港1520→(CX500)→2005成田

ニュージーランド内でのバスは現地で予約する予定だが、7日のケプラーチャレンジ本番以外はほとんど移動で終わっている。これでは競馬を見る時間も無い。改めてニュージーランドの遠さを実感。ともかく、これで環境は整った。あとは恥ずかしい走りをしないようにトレーニングあるのみである。

トレーニング編へ続く