2001年12月2日 NAHAマラソン

沖縄県那覇市の中心国際通りから空港へ向かう途中にある国場川。この川を渡ると現れる「奥武山公園」が受付会場兼ゴール。スタート地点はそこから500m程離れた旭橋だが、先頭ランナーがスタートしたときに、最終ランナーは奥武山公園を出ていなかったようだ。

それもそのはず、このレースの参加者は17124人と国内では最大級(2001年当時)。
それだけではない。参加者以上にすごいのが沿道の声援。これが本当に42キロ途切れることなく続いているのだ。大会が用意したエイドステーションより、私設エイドの方がはるかに多いというレースは初めて経験した。その意味では大変感動的な大会だ。

しかし、このビッグレースの最大の欠点も膨大な参加者数だ。
スタートはゼッケン順で行われるため、私は真ん中よりやや後ろだったが、スタートラインを超えたのはスタートから10分後だった。その後もランナーの壁が立ちはだかって、延々20キロまでマイペースで走れず。実感として、このコースでは5000人規模が適当なのではないだろうか。

悶々とした前半に対して、マイペースで走れた後半は実に快適。
最高気温は24℃。ここは本当に日本?そして今本当に12月?と悩んでしまうほど暑い中、私設シャワー(本当にあった!)に助けられながら、楽しませてもらった。
前述の感謝感謝の充実私設エイドでは、本場の「黒糖」でエネルギー補給をさせてもらったが、ひとつリクエストさせてもらえば、お腹がすいてきた30キロ以降では名物「さーたあんだぎい」を食べたかった。