2010年10月31日 しまだ大井川マラソン
大井川沿いを走る割には、川とランナーを同時に撮影できるポイントは少ない。
世界最長の木製遊歩道・蓬莱橋を臨む。
東海道本線島田駅から徒歩10分の島田市役所をスタート。大井川河川敷のマラソン専用コースをひたすら走り、河川敷の島田市陸上競技場にゴール。09年から始まった歴史の浅いレースだが、参加者は6000人を越えて早くも人気の大会になったのだが、ゼッケンが事前に郵送されるためスタート時の混乱がないのがありがたい。
実は09年にもこのレースに参加して静岡県2周目をクリアしたのだが、本HPへの報告を全く怠けていた。そんなこともあって今年もこのレースに参加することにしたのだが、2回連続でこの大会に出たことで発見があった。09年の第1回大会で気になったことが見事に改善されていた点だ。
ひとつめはレース後に温泉が準備されたこと。
ふたつめはゴール会場から島田駅までの道案内がしっかりしていたこと。
09年はゴール会場から島田駅まで辿り着くのに散々彷徨ったのだが、今年は案内版とスタッフがしっかりと誘導してくれたし、会場から「伊太和里の湯」までの無料シャトルバスまで準備されていた。
この2点だけ見ても、この大会を充実したものに育てようとする関係者の意志が感じられる。間違いなく大きな大会に成長することだろう。
レースは前述のように島田市役所をスタートしてしばらく市内を走り、5kmでゴール会場を通過して河川敷へ。河川敷の大井川マラソンコース「リバティ」をまず河口へ向かい、20kmで折り返し。33kmで再びゴール会場を通過するが、ここに設置されているエイドが豪華絢爛。腰を据えてしまうとこのままリタイヤしてしまいそうなので、09年、10年と惜しいけど最小限の補給にとどめて上流へ向かう。38kmで折り返して今後こそ本当にゴールへ飛び込むというコース設定。ほぼ平坦なコースで制限時間が7時間と長いために初マラソンでも安心できるレース。ゴール会場は青空市風。スタートが9時と速いこともあり、お昼ちょいすぎにはこのゴール会場でのんびりできる。
ゴール後は「伊太和里の湯」へ行こうとも思ったが、参加者数を考えると結構混んでいそうなので、島田駅から4駅の焼津へ向かう。焼津の駅前温泉は超穴場。目ざといランナーが数人いるだけで大変空いているし、しかも綺麗。近くには魚のおいしい飲み屋もあるので、ここで小(大)休止するのも一興。