2000年5月21日 富山マラソン
富山駅南口から大会用無料バスに乗り、神通川を上流へと向かう。
地図を見ると総合運動公園があるので、そこが会場かと思いきや、少し先の名も無い作業小屋のようなところに降ろしてくれた。華やかさはまるでなく、走友会主催レースに毛がはえたという規模だ。しかし、こういうレースは決して嫌いではない。むしろ、手作りの温もりが感じられる、楽しいレースである。
ここを基点にして、神通川の土手を4往復するレースなのだが、この年の私は大変雨に憑かれていた。走るたびに雨。たまに晴れた日にあたると、今度はこれでもかの高温に見舞われてしまう。富山でも、スタート時は雨。傘を持って走っている人は始めて見たが、みんな集団でお話しながらの滑り出しだった。途中から天気も回復して、ゴールする頃はむしろ暑いくらい。
ゴール後は最寄のバス停まで車で送ってくれるサービスつきで、途中富山空港で降ろしてもらう人もいた。おお、そういう手もあったか!ちなみに、この日はオークス。富山駅前で馬連を電話投票した私であったが、軸にしたオリーブクラウンがスローペースを逃げ残って3着。ワイドは大きい配当であった。着眼点が的中した喜びと馬券不的中の悔しさとが合い半ばする富山であった。