2003年当時の情報です。
1.エントリー方法
スイスアルペンマラソンのホームページ(http://www.alpine-davos.ch)にアクセス。
参加費はカードで振り込む。ホームページの指示に従って操作すれば何とかなる。
2.種目
今回案内したK78(フルコース)の他、後半の山岳マラソンだけを走るK42、前半30kmを走るK30と30kmウオーキング、前半42kmを走るC42。そして5人のチームレースがある。チームレースはバイク→スケート→ラン→ラン→ラン。
もちろんK78に参加できれば一番よいが、かなりきついコース。
山岳コースにこだわるならK42でも充分楽しめる。また、前半も面白いコース設定になっているので、C42も意外とおすすめ。また仲間や家族と来て、それぞれの走力に合わせてエントリーするのもよさそう。
3.コース特徴
本文に書いたように、基本的には前半フラット、後半山越えだが、全般にアップダウンが多いオフロードコース設定。
4.ダヴォスへのアプローチ
最寄空港はスイスチューリッヒのクローテン空港。
空港からチューリッヒ市街までは電車で10分くらい。
チューリッヒからダヴォスまでの鉄道ダイヤは大会パンフレットに記載されているので迷うことはないだろう。チューリッヒからラントクワットまでは非常にゆったりした特急だが、ラントクワットからダヴォスプラッツまではちょっと狭い登山電車。しかし「世界の車窓から」を実体験できる。
チューリッヒからダヴォスまでは2時間半くらい。
5.ダヴォスについて
多くの観光客で賑わう街。
街自体は小さいがスーパー(Coop)もあり、費用を切り詰めて過ごすことも可。
レース前日の金曜日夜はメインストリートが歩行者天国になり出店などで華やいでいた。
治安は良さそう。日本と同じ間隔で過ごせる街。
6.費用
学生が夏休みのこの時期、一番問題なのは費用だろう。
チューリッヒへ行くこと自体は便数的に問題ないだろうが、結構高い設定になる。
各旅行会社を要比較というところ。
ただし、大会参加費77.5EU(約10500円)内にチューリッヒ=ダヴォス間鉄道代が含まれているし、また私は活用しなかったが、近くの観光地サンモリッツへの鉄道代も含んでいる。航空券代とホテル代を工面すればその他は格安で楽しめる。
7.レース準備
寒さは感じないので半そでTシャツまたはランニングで充分。ただし、コース上に雪が残っている年もあるようなので、念のため長袖・手袋の準備だけはした方がよい。
また、K78やK42はかなり厳しい山岳コースを走ることになるので、それなりのトレーニングと経験は積んでいた方がよいだろう。海外マラソンで初めて山岳コースを経験するという場合は精神的にも結構辛いものになる。
8.エイド
水・スポーツドリンクは全エイドにあり。スイスの水は美味しいので、その点の問題はない。
他にパンやバナナなどあり、特に不自由なないだろうが、私のように羊羹が欲しくなるひとは日本から持っていかないと現地調達できない。
また、特に山岳コースに入ったとき給水ボトルは必須。
9.ご参考までに私のタイム紹介
10km 1時間1分
20km 2時間11分
フィリシャー(29.5km) 3時間30分
ベルギューン(39.2km) 4時間29分
チャンツ(47km) 5時間59分
ケッシュヒュッテ(52.9km) 7時間35分
スカーレットパス(60.1km) 9時間26分(実は制限9時間20分)
デュルボーデン(64km) 10時間3分(実は制限10時間)
70km 10時間54分
75km 11時間31分
finish 11時間54分